北杜市大泉と言えば、八ヶ岳から刺すように冷たい風が吹き下ろす寒い地域です。
このお宅では、これまでエアコンや大きめの石油ファンヒーターで寒さに対処してきましたが、強い温風や大きな振動音に耐え切れず、木質燃料によるストーブを検討してきました。
ただ、70歳代のご夫婦には薪ストーブのための薪割りや薪の保管や移動は負担が大きすぎると、一か月ほど前にご夫婦で当社の甲府ショールームにお越しいただきました。
ダイニングキッチンに設置し、隣のリビングまで全体で20畳ほどの空間を暖めることを想定しています(既定の離隔距離さえとれば、お部屋の中の家具のレイアウト、床・壁の素材はそのままで大丈夫です)。
また、室外の煙突は、八ヶ岳からの強風が予想されるため、通常よりも風除効果のあるキャップを立ち上げました。
ペレットストーブは、このように既存のお家をあまり変更せずに設置できることも良い点です。もちろん、事前に現地にお伺いして条件をお聞きしながら、もっとも適した設置方法をご提案させていただきます。
笹本貴之 / 笹本環境オフィス株式会社 代表取締役