2013年10月17日木曜日

甲府市の県産材をふんだんに使った新築の家にペレットストーブ(CADEL社 Martina)を設置しました。

甲府市のI邸に、ペレットストーブ(CADEL社 Martina)を設置しました。


こちらは国産材をふんだんに使った新築の家で、暖房機器を選ぶ際も、原子力や化石燃料ではなく、国産材を燃料にしたペレットストーブを選んでいただきました。


20畳ほどのLDKには10畳分の吹抜け空間、それに8畳ほどの和室も隣接していて、その全体を1台で暖めたい、という要望だったので、通常の出力5~7Kwの機種ではなく、10.4Kwで50畳以上を対応するMartina(マルティナ)という機種を選びました。


また、こちらのお家はペレットストーブの排気口設置を想定したところに大きな軒があり、排気口を出せなかったので、ペレットストーブ上部を吹抜けにしていただき、その中を4メートル以上の煙突を伸ばして2階から排気口を出しました(上写真の中央が分かりますか?)。



こういう設置は、新築時ならではの事例です。
設計事務所さんにも、工務店さんにも、大変お世話になりました。

国産材の家を、国産材を燃料にして暖める、地域循環型のI邸です。
何よりも決断してくれたIさん、ありがとう!

尚、こちらの家は甲府市のペレットストーブ導入助成金(30,000円)を利用した第一号のようです。もちろん木材利用ポイント(50,000円相当)も申請済みです。

笹本貴之 / 笹本環境オフィス株式会社 代表取締役